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がんと認知症の人の絵画展in熊本

遅ればせながら、先の連休時に熊本市の中心街、鶴屋デパートギャラリーで上記絵画展を開きました。コロナ禍の中、三年待機しようやく開催にこぎつけました。しかし、三年前の3月中旬いよいよという時に、コロナウイルス蔓延防止状況の中、延期を余儀無くされた直後に発起人だった当NPO 理事堀本平さんが亡くなりました。とても悔しい思いをされていたと思うと心が痛みます。娘さんの加寿子さんが遺志を引き継いでくれました。感謝です。        この絵画展は、タイトルにあるように、がんそして認知症、今や誰もが意識せざるを得ない病を得てもなお、諦めることではなくむしろ新たな時間、新たな能力を得て人生を描き続けることができるというメッセージを発信することを目的をしています。その意味では、今夏の開催で、目的は十分に達したものと考えています。開催時に新聞、テレビの取材を受け、記事になっていますのでご覧になってください。今月末には、協力してくれた認知症フォーラムドットコムのサイトでも掲載される予定です。                                     開催期間中、プログラムアートのワークショップも開きました。熊本県出身の鍋島次雄さんによる絶妙なトークのうちに自分自身の奥に埋もれていたもう一人の自分を発見する感動的な取り組みだったと思います。          NPOでは、単に「がん」に向き合うだけでなく、更なる自分を発見する「病」とともにいる時間と考えてもいます。 そんなことを、今後のがんのこと@cafeでも話し合って行きたいと思います。