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さらに、5月末まで!コロナだけではない社会的リスク!

全てウイルスのせいなのか?微妙なところではありますが、4月にひと月ほどイベントなどの中止をお知らせしていましたが、さらに、ひと月延長せざるを得ない状況です。PCR検査が進まない中、医療者の最大限の努力も限界にきていることと思います。この時ほど、医療に関わることが献身的な仕事であることを確認する時は無かったかもしれません。NPOに関して言えば、がん患者の皆さんは医療者への感謝は一言では言い表せないほどのものをお持ちです。そうした思いを、コロナに感染した人もしない人も同様に持てる機会と改めて思わされます。

一方で、コロナ感染拡大を抑えるため、様々に行動の自粛が言われます。 StayHome!

しかし、元々外出する機会を持ち得ない人々、特に高齢者、自宅闘病中の人々にとっては思わぬリスクを持つことにもなり得ます。人は人と繋がることで生きることを選択し人生の物語を紡いでいくものだと思います。小冊子「いきるを包む 〜ものがたりを紡ぐ いのちを繋ぐ〜」でも紹介しました。この、人との繋がりを自粛すると言うことで、大きな不安と向き合わなくてはならない人たちがたくさんいることにも注目して欲しいところです。1万人の声を投稿してくれる人の中には、「本当は外に出て少しでも前向きになれる様になりたいのだけれど、感染リスクも心配だし。」辛いところです。

さらに、独居や、二人暮らしの高齢者にとっても大きな課題となっています。ある地域医療に携わる医師は、「もしコロナが収束したとしてもその後に大きな課題となるのが高齢者、フレイルと言われる状態の人の症状の悪化、その先の重篤化だ!」と言います。

1日も早い収束は、政治課題ではなく切実な命の問題なのだと心して、日々の行動に細心の注意を払いたいものです。