医師も医療従事者も病院のスタッフも皆さんががん体験者であればと思うことがある。結局はがん患者の心労は、なった者にしか理解できないであろうとの患者の切なる思いである。そうであるならば、もっと親身に切実に患者と向き合えるはず。術後、「何かあったら連絡してほしい」などすべて無責任で、多くの医師が多くを語ろうとしない性質がないだろうか。口を開けば医療過誤事案に直結するとでも思うのか。術後どのように体調が変化するか多くの説明がない。今生きているだけでよしではないですか、と言われているような感じを受ける。
セカンドオピニオンを幾度か経験した。私は希少がんでありステージ4だという。医療機関にも医師にもノルマがあり、成果も判る。実績主義も判る、主要新聞でさえ、「病院の実力」などと称し、単に患者数、手術数のみがあたかも病院の実良とでもあるかのように報じられるが、群馬大、千葉県がんセンター、その他の単純医療ミスが報じられて久しい。大事なのは術後などアフターケアではないのか。あまりにもおざなりの勘が否めない。