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(男・74才・スキルス胃がん)
摘出後、もともと活発だった男らしい父親が、ある日ぽつりと「リハビリステーションでリハビリを受けたいなあ。」と。
「(74才という)年齢的に必要ないですよ」と医師から言われ残念そうな表情。
抗がん剤治療の効果もあり、手術も無事に成功した。
けれど、筋力の低下はあり、身体的機能面では想像以上に術前の体力になかなか戻らない悶々とした気持ちであった。
積極性の強い父だったがゆえに、リハビリを受けられないことは、仕事復帰(現役でした)する上で当然受けられるものと思っていたことが「74才だから」と医師より言われたことが残念であった様だ。

ジムに行くライフスタイルでは無かったため、自分で工夫しながら歩行することだけは頑張って続けていた。
やせてしまった父は、道中転倒し、血が出るほどケガをして帰宅。
笑いながら「参ったな」と。私は応急処置をした。
脚腰の動作が衰えているからだという結果だった。

「がんでもリハビリを短い日数でいいから。運動の指導をして欲しい。年齢関係なく、本人が希望するのなら。」

痛みと闘うには体力がいる。
運動の仕方を教える時間も治療の1つでは?痛み止めの薬だけでなく運動の仕方を将来の医療に求めたい。

→「パラメディカ」胃がん闘病記 紹介

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『がん患者の急性期外来リハビリの必要性』。外来でがん患者のリハビリを受け入れる病院を増やしてほしい。私の場合、大腿部手術後にリハビリが必要でしたが、担当医がアポを取ってくれたにも関わらず、現地に着いてから断られました。入院患者しか診るキャパがないとのこと。その後、相談支援センター経由で行った他の病院では、PTさんが入院患者さんに付ききりで、外来の私には、口頭で指示のみ。やっているところを見ていませんでした。(それでも特別疾患の加算料金は払わされましたが)その後、別の所を自分で探して通いましたが、当日になって予約時間枠を半分にされたり、後回しにされて待つことも複数回ありました。これが実態です!

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私は今まで回復期の療養型慢性期在宅訪問リハビリにも携わってきました。特に在宅訪問分野では、がん患者様は非常に多いですが、在宅医療は、「往診」と「訪問看護」が介入するのが主で、リハビリについては(がん患者様は特に)依頼が少ないように思います。病院では「リハビリが大切」と言われても、「急性期病院では十分にリハビリしてもらえない」という現状があり、結果、今後増えるであろう「在宅で療養するがん患者様」にとって、リハビリは必要性が低い、と認識されるのではないでしょうか。他にも「在宅リハスタッフはがんリハビリテーションの研修を受けなくてもリハできる」「病院と地域とのコミュニケーション不足」「がんリハビリについての認知度がまだ低い」という点でも大きな問題があると思います。

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理学療法士として7年勤務しています。ですから、がん医療の中で特にリハビリの点から意見を述べます。現在、大学病院で急性期の患者様を担当していますが、「がんリハビリテーション」の算定が取れるスタッフが多数いる中で、「がん患者」を意識してリハビリをしているスタッフは非常に少ないと思います。それは、担当患者数が非常に多く、日々業務に追われて、患者が一番精神的にも身体的にもダメージを受けている時に、十分なサポートができないのだと思います。