妊孕性って何?
先日、10月14日千葉市で「がんと生殖医療」をテーマにトークイベントがオンラインで開かれました。
配信に関わる部分を協力させていただきました。ご覧になった方も居られると思います。
(主催 千葉県がん患者大集合2024実行委員会 千葉県がん患者団体連絡協議会)
雑感です。
内容に関しては、小冊子「いきるを包む」11月10日号に出しますのでバックナンバーでもご覧になれます。
驚いたのは、年間80万人に満たない出産数ですが、そのおよそ1割7万人が体外受精による出産だということです。
私が大昔1980年代後半で体外受精に苦しむ若い人たちを取材したのは、そのこと自体が珍しく一般には知られさえしてない時代です。
背景には少子化、人口減少があることは明白です。結婚、出産年齢の高齢化とともにがん好発年齢と出産育児年齢とがオーバーラップしている。
更に30歳から50歳までにがんになる人が増えているとの報告(WSJ)もあります。また、生活周辺環境に増えている発がん性物質など、多くのリスクにさらされている現代社会を反映してもいます。
そんな、時代だからとは看過できない事を知る貴重なイベントだったと思います。
実行委員会の皆さん ご苦労様でした。