暮らしの中に希望をみつける がんと生きる日々

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今できること、生きていこう
〜宮﨑記代子さんのことづて〜

2015.09.28

宮﨑記代子さんは天草市に生まれ、全国各地の病院や診療所で看護師として勤務をしてきました。2002年にご主人の修さんが若年認知症と診断され、自らの介護経験から「天草認知症家族の会」を立ち上げました。地域の認知症を理解してもらおうと介護と講演活動を両立する傍ら、近所の保育園の子どもたちに折り紙を教え、日々ご主人と歩く山路や暮らしの中の幸せを絵手紙に綴ってきました。

2013年、その記代子さんががんに!子宮体がん、がん肉腫でした。食事も摂れない。とんでもないスピードでがん細胞が増えている。治療法はないという極限の中で、記代子さんはひたすら夫、修さんへまた周囲の人々への感謝の言葉を失わなかった。「苦しみも悲しみも心の宝になる」と生きることの大切さを訴え続けた記代子さんの心の「ことづて」の感動作品。2014年10月死去。

「ゆらり、ゆらり、しあわせ色よ、ゆらり、ゆらり、わたしの幸せ色のアプリコットよ」

今でも彼女の絵手紙から歌声が聴こえてきます。