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気がつけば80歳を超え、尿道がんの宣告を受けた。充分に生きたという思いと共に、もう少し家族と一緒にいたいという思いに揺れる。大規模な手術では、その後の回復は相当なハードルだろうと思われる。寝たきりになってしまうのか?家族の介護負担は?自分で決められる事って少ない!相談するとしたらどこなのだろうか?高齢者のためのガン相談などがあれば良いのにと思う。

→「パラメディカ」胃がん闘病記 紹介


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がんなんて誰でも持っている細胞だ。昔はやせ細って亡くなる。がんで亡くなったとヒソヒソ話。がんを恐れていた。
しかし昨今では、まるまる太って元気そうな人も、野球をしている人も、がんを患っている人もいるという。
私は、そのがんに蝕まれた。普段はピンピンして生活していたところ、ふと便に腐葉土のようなものがトイレの中に落ちている。
あれ?何だろう?!デイサービスの看護師に見てもらうと「明日、病院に行きなさい」と強く言われた。
近所の内科へ走った。すぐ腸カメラでみること15分。先生が紹介状を書いてあげるから大きな病院へ行ってくださいと言った。
それから翌々日はまな板の上の鯉(体が大きいのでまな板の牛)。直腸に進行性のがんが集結していたらしい。
3時間余りの術後は別天地。真っ白なベッドに寝かされていた。あ~、これですっきり!
温存されていた体力で回復は早い。
がんは早期発見。有無を言わせず切り開き全ての悪者を取り除く事が大切だと思う。
執刀医の先生に万感の感謝を申し上げ、看護師さんの白き小指にありがとうございました、と大声で申し上げます。

病棟にて記す。