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パラメディカ Pick Up! 闘病記 〜子宮がん

パラメディカ
故星野史雄さんの闘病記古書店「パラメディカ」に 遺された7000冊の闘病記…
ホシノDB
故星野史雄さんの闘病記リストを整理し
順次公開しています

わたしのがんnet スタッフが、子宮がん闘病記をご紹介します。

がんを身籠って 〜46歳で子宮がんになった女優の告白〜リード

がんを身籠って
古村比呂 著
2013.2.12
主婦と生活社
  • 子宮頸がん
  • 女優

古村さんは、NHK連続テレビ小説「チョっちゃん」のヒロインを務めた女優です。結婚後、3男をもうけて離婚。シングルマザーとなって46歳の時、子宮頸がんが発覚しました。

子宮頸がんの進行は、原因となるヒトパピローマウイルスに感染してから、前がん状態なるまでに5年以上、さらにそれががんになるまで5〜10年ということを知ります。古村さんは、病気と向き合い,そこから、自分の「子宮の扱い」を反省します。

結婚生活、離婚、子育て….

自分の心と同じよう、子宮も頑張り過ぎて、疲れ果て、冷え切っていた日々を振り返ります。

短評

最初の手術は「円錐切除術」でした。しかし、その18日後には子宮全摘手術を宣告されます。7時間の手術。2週間後の退院。それが終わりではありませんでした。

排尿障害、腸閉塞、リンパ浮腫との闘いを戦い抜きました。無理のきかない身体ながら、8ヶ月のブランクの後ドラマの仕事に復帰します。

闘病が始まり、子宮頚がんを知れば知るほど、正しい情報の社会への伝達を心から願うようになります。そうした意識が、この著作を作り上げる構成に生かされています。自らの闘病の詳細な記述がベースですが、ほかに二つの大切な情報欄が編まれています。

一つは、6回にわたる「専門医に聞く子宮頚がんの話」です。どんな病気か? 原因は? 治療内容は?後遺症?予防ワクチン・検診?
慶應義塾大学医学部病院産婦人科の田中京子医師による監修で、解りやすくも専門的な内容が網羅されています。

続いて見逃せない情報は対談の中にあります。体験者同士だから話せる「偏見」「後遺症」「ワクチン」・・・。古村さんと語るのは、ティール&ホワイトリボンプロジェクト理事長 河村裕美さんです。二人は、誰にも聞けない手術後の性生活、身持ちが悪い女性がなる病気といった偏見に大胆な正論を説いています。

古村さんの闘病、加えて二つの客観情報、この立体的な編集によって子宮頚がんの入門書にもなれば、詳細な知識の取得要求にも応える一冊になっています。

※河村裕美さんは、NPO法人オレンジティーも主宰しています。

2022年5月20日 読了 吉岡


タイトル

  • 乳がん
  • 夫婦
  • アメリカ

リード

短評

テキスト

2022年1月30日 読了 スタッフY


故星野史雄さんの闘病記古書店「パラメディカ」に 遺された7000冊の闘病記は、星野さんの思いを受け継ぎ、私設闘病記図書館パラメディカが伊豆高原に開館しました。原則、毎月第1、第3の金曜、土曜が開館日です。

HOSHINO DBはパラメディカ蔵書のデータベースです。約160冊の子宮がん闘病記をHOSHINO DBに掲載しました。