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がんと生きる日々, 動画抗がん剤の副作用

病院の心理療法士として、患者さんの相談に応じる小島三惠子さん。2012年、自らの身にがんがあることを知りました。父親をがんで亡くしていることもあり、父の闘病生活を通して“がんは激しい痛みや苦痛をともない、治らない病”という認識をもっていました。実際に抗がん剤治療を開始してみると、手のしびれや声が出にくくなるなど様々な症状に悩まされていますが、今も小島さんは仕事を続けています。それが可能になった訳は、自らの病を公表したことにあります。辛い時には助けを求めるようにしてみると、そこには多くの“支援の輪”、“人の輪”が生まれたといいます。ほかの患者さんのために力を尽くせる今が、かけがえのないものだと実感する小島さんです。

がんと生きる日々, 最後の授業, 小児がん, 動画, 直腸がん延哲也さん

教師として忙しい日々を送っていた延哲也さんが大腸がんと診断されたのは38歳の時。手術をしたものの、その後も再発、再再発と次々とがんがみつかりました。手術や放射線、抗がん剤などあらゆる治療を続けていますが、それは同時に副作用など多くの痛みに悩まされる日々でもあります。手術後には腸の活動が戻らず、腸閉塞(イレウス)となり、吐き気や腹痛で食事がとれなくなることもありました。それでも延さんはそうした痛みに耐えながら前向きに治療と向き合っています。なぜなのか?「辛い治療を続けるのは、自分の居場所、学校に戻って教鞭をとるため」だと延さんは云います。副作用や痛みをはじめ、不安にも向き合う緩和ケアも受けながら、50日ぶりの退院を果たした延さん。迎えてくれたのは、黒板に大きく書かれた「おかえり」の文字と、子供たちの笑顔でした。

がんと生きる日々, 動画, 咽頭がん甲状腺がん

6年前に甲状腺がんと宣告された、原村光一さん(64歳)は、寄る辺無き人生に絶望していたが、福岡県行橋市のクリニックが開くデイホスピスに行き何十年ぶりかにギターを弾く事を始めた。人との繋がりは生きる希望になり、感謝の気持ちとともに死ぬ事の恐怖さえ遠ざけてくれる。原村さんのドキュメント。