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がん一万人の声, 乳がん70代 女性, 子宮頸がん

がんになったことは、私の試練と使命かなと思う。

10年前に子宮頸がんになり、全摘出手術後に辛い抗がん剤治療、4年前にくも膜下出血。その後に脳梗塞。3年前にがんが見つかりました。

がんの手術後は放射線治療し、今は定期的に検査をしながらホルモン剤を飲んでいます。

検査の度に”再発”という文字・言葉がいつも頭の中によぎって不安から離れることはずっとありません。

がんという病気と仲良くすることは、本当に大変ですが一日一日を少しづつ、少しづつ前に向かって。

がんと喧嘩をしても仕方がないので、仲良くしていこうと今は考えられるようになりました。

現在、私のがんになって体験したことを周りの方々に理解していただくために、皆さんにお話をしていこうと思っています。

それが私ががんになった事の使命かなと思っています。

M・Sさん(70) 女性

がん一万人の声, 乳がん50代 女性

海外でがん治療を受けました。がんは、どこにでもある「普通の病気」。周りの人たちは、病気にはなったけど「私」は「私」として接してくれました。

日本に帰ったら、がんは死に至る「特別な病気」。がんの人、がんではない人の間には壁があってこちら側とあちら側に分断されている感じがしました。

ある時、鬱で休職した友人が、私ががんであることを知らずに、「でもさ、”がん”よりましだよね」と私に言った時、絶望感に打ちのめされました。

2人に1人ががんにかかる時代と言われ、法改正や医学の進歩のスピードが増す中で、人々の意識はなかなか追いついていません。でも10年前よりは少しずつですが良くなっていると思います。

治療を終えて10年以上経ちました。私もがんになったことをオープンにすることができるようになり、がんになってもならなくても「私」が「私」でいられる環境作りを仲間と少しずつですが始めています。

がん一万人の声, 乳がん

乳がんの手術をしてから5年。ホルモン剤治療も終わり、寛解しました。
当時は患者会などで思いを吐き出すことで救われました。語る場は大事だなと思い、これからは、少人数でで集いが出来たらと思っています。
乳がんを体験してよかったとは言えませんが、体験したからこそ「生きる」ことを考え、たくさんのステキな出会いに恵まれました。
60代女性 乳がん体験者 チューリップさんより

がん一万人の声, 乳がん30代 女性, マンガ, ソーシャルメディア, がん情報

ある日、なにげなく読み始めたスマホのマンガ、途中でやめられなくなって最後まで読破! 

その2ヶ月後に、自分ががんという診断を受けるとは思いもよりませんでした。

しかし、何故かそのマンガに描かれていたことが、あまりにもリアルに蘇って、医師からの告知もがん治療も戸惑いや混乱も少なく、比較的冷静に受け止められました。

事前の情報、知識が大切だと思います。

M・Kさん (35)

(「いきるを包む」2020年9月号に体験談が掲載されます。)

がん一万人の声, 乳がん卵巣がん, 遺伝性がん, HBOC(BRCA1)

娘さんが遺伝性がんで乳がん卵巣がん症候群と診断。
乳がんの後に卵巣を摘出する手術を受ける事になっている。

「なんで、そこまで?」と思う。
たとえ、遺伝性であっても発症する確率は100%ではないし、子孫を残すこととがんのリスクを考えることは簡単な天秤にかけられない。
まして、私からの遺伝であれば尚更、私が産んだことまで否定されるようで辛い。

(HBOCの遺伝子検査、未発症部位の摘出手術への保険適応を受けて)
※保険適応など詳細情報は、”HBOC 保険”で多くの情報が検索できます。 

K・Oさん (56)  

がん一万人の声, 乳がん50代 女性, 仕事・就労

がんを言い訳に職場への復帰を先送りにされている。
よく取れば身体を心配してくれてるんですけどね。
治療終わってないからとか言ってるんであんたの考え方は遅れてるよ❗って言ってやりました。今の時流は働きながら治療するだよ❗って。
がんだけ特別視するなって。糖尿病も治療しながら働く人沢山いるやんって。未だにこんな考え方する人いるんですよね。
個人の考えか会社としての考えか今度言ったら問い詰めてやろうっと。女性部長なんで他人事では無いと思うけどな…
昨年11月に町医者で経過観察と言われ、今年1月に再度受診し生検してもらい乳腺がんと確定。8月5日右胸全摘、リンパ節郭清。再建無し。今のところ再建予定も無し。

がん一万人の声, 乳がん60代 女性, 手足のしびれ

乳がんになって、11年近く。ますます、手足の痺れが酷くなる。医師に相談しても、痺れに効く薬が一番難しい!と。階段を降りるときは、転げ落ちそうになるし、泣きたくなる。そこで、少しでも踏ん張れるように、5本指くつ下を履いてみた。指が広がるのでどうにか降りることができます。高齢者施設で介護の仕事をしています。お年寄りを立てたり座って貰ったり。結構、踏ん張る機会が多いのですが、痺れで踏ん張れないときは、この仕事を辞めないで済むことを願う時です。がんの副作用も我慢しなくて良い時が来ることを祈りつつ、踏ん張って毎日を暮らします。(大阪市立大学病院患者会フェスタにて)

がん一万人の声, 乳がん60代 女性

検査してね!と言いたいところだけど、マンモグラフィーは痛いと聞くので検査に行かないという人もいる。痛いことは痛いし、少し屈辱的だけど、それでも行って欲しい。

がん一万人の声, 乳がん50代 女性, 再発・再々発, 食べる

22年前に乳がんと診断されて、以来5年、7年、10年、17年と再発・再々発、転移を繰り返しながらも食べることにこだわり命を繋いできた。日々、三度の食事のメニューが並ぶ手帳も22冊を超えている。この手帳、最初は治療のスケジュールの数字ばかりだったのが、食べて動くことで治療以外、人や催し物など、更には自身が担当するピアサポーターの「ヤルコト!」で一杯になってきて、手帳のサイズが大きくなってきた。手帳を開くたび、めくるたびに誰々との楽しい会話や一緒に眺めた風景が思い出されて人生という豊かな時間を味わえる。そう、食事は料理の味だけでなく人生の味わいも提供してくれる。この手帳をまとめて、何か出来ないかとワクワクする毎日なのです。(兵庫県在住 元看護師)