化学療法2コース目(2008年11月前半)

2コース目に入ったが、抗がん剤の副作用は消えず、相変わらず、毎晩気分が悪かった。

吐き気は無かったが、睡眠に障害が出た。コマ切れ睡眠の毎日で、体調は良くなかった。朝は気分の悪さはそれほどでもない。たぶん、脳の骨が無く、起き上がる度に脳に圧力がかかるため、生じていたものと思われる。身体のリハビリも始まったが、とても頭痛に耐えられず、効果は無かった。毎日の点滴による抗がん剤投与と、脳への髄液注射による投与が続いた。

具合は特に良くなったわけではないが、11/5(土)2コースの抗がん剤投与が終了した。

2コース目は1コースとそう変わらない投薬内容でしたが、1コースに比べると口内炎もなく、副作用は軽くすみました。1コースは術後すぐだったので、かなり大変だったのだと思います。

 脳外科でお世話になった医師が病室に来て下さり、脳のむくみも取れてきたので、グリセリンの点滴も終了となり、外した頭蓋骨を戻すのは6コース終了後にしましょう、ということになりました。

B病院に転院して1ヶ月余り。無我夢中でしたが、普通に話ができて、自分の足で歩けて、ご飯も食べられて、1ヶ月の回復ぶりに感謝、感謝でした。

 この頃、急に生活が一変して留守番ばかりしていた子どもたちも、我慢の限界が来ていたのでしょう。息子が学校で友達と揉め事を起こしたり、娘が寂しいと大泣きしたり…。みんなみんな頑張っていました。