みちこさんのぬちぐすい

みちこさんぬちぐすい

ハイサイ!初めまして。沖縄生まれ、沖縄在住のみちこです。6年前、ステージ2b肺がんと宣告されました。当時は手術をすれば、すぐに職場復帰できると思っていたけれど、術後からが本当の闘病生活の始まりでした。抗がん剤の副作用で吐き気の日々。体重がどんどん落ち、栄養剤で命をつないだのも束の間、翌年に再発し、再び副作用の辛さを乗り越えました。

〝食べることは生きること″… がんになって大切なものがみえました。

病気がちだった幼少の頃に祖母や母が作ってくれた家庭料理が、今のわたしの心と体にエネルギーを与えてくれる“ぬちぐすい”。素朴だけれど、心と体にやさしいテイアンダーなレシピをお届けします。

沖縄レシピ
ニンジンしりしり

【材料】

  • 人参 適宜
  • 卵1個
  • ネギ少々
  • 昆布だし少々
  • 塩少々
  • サラダ油少々

【作り方】

  1. 人参をすりおろし器でおろす。五本指に塩をつけて、軽くまぶす。
  2. フライパンを熱し、油を少々入れ、➀を投入。
  3. あまり火を入れずに、昆布だしを回し入れ、フライパンの半分にニンジンを寄せる。
  4. フライパンの半分で溶き卵を入れて、軽く炒り卵を作りニンジンと混ぜる。
  5. 最後にネギをかけて完成!

沖縄では冬になると、細長くて黄色い島ニンジンが市場に並びます。沖縄の言葉で“チデークニ”といいます。“チ”は黄色、“デークニ”は大根という意味ですが、黄色くてやさしい甘みのあるニンジンです。ニンジンを油で炒めるとカロテンの吸収率がよくなるそうです。

~みちこさんからのお便り~

当時、学校の給食はコッペパンひとつとアルミのコップ一杯の脱脂粉乳ミルクでした。コッペパンにはさみたくて、ニンジンしりしりを作って、学校に持って行きました。子どもの頃から、もっとも慣れ親しんでいる一品です。