みちこさんのぬちぐすい

みちこさんぬちぐすい

ハイサイ!初めまして。沖縄生まれ、沖縄在住のみちこです。6年前、ステージ2b肺がんと宣告されました。当時は手術をすれば、すぐに職場復帰できると思っていたけれど、術後からが本当の闘病生活の始まりでした。抗がん剤の副作用で吐き気の日々。体重がどんどん落ち、栄養剤で命をつないだのも束の間、翌年に再発し、再び副作用の辛さを乗り越えました。

〝食べることは生きること″… がんになって大切なものがみえました。

病気がちだった幼少の頃に祖母や母が作ってくれた家庭料理が、今のわたしの心と体にエネルギーを与えてくれる“ぬちぐすい”。素朴だけれど、心と体にやさしいテイアンダーなレシピをお届けします。

沖縄レシピ 2020年7月
みちこ流 肉みそゴーヤ

こんにちは。今日も沖縄は真っ青な空が広がっています。
今回は、子どもの頃から慣れ親しんでいる夏のお野菜「ゴーヤ」で、簡単にできるお料理を紹介します。  
ゴーヤといえば、赤い紐を思い出します。父は庭のゴーヤが出来ると、その中から深い緑色で、表面のつぶが細かいものを選んで赤い紐を付けました。赤い紐がついたゴーヤは収穫しないで、真っ赤に熟したらタネを取り出し、乾燥させ、そのタネは翌年の美味しいゴーヤになりました。スーパーでゴーヤを買う時は、深緑色した、つぶが細かいもの探してみてください。苦みがあって、果肉もしっかりしていますよ。

【材料】

  • ゴーヤ 1本
  • ひき肉 50グラム
  • オリーブオイル少々
    (orサラダ油)
  • 白ごま

【調味料】

  • 味噌 大さじ1
  • みりん 大さじ1/2
  • 砂糖 大さじ1

【作り方】

  1. 調味料(味噌、みりん、砂糖)を合せておく。
  2. フライパンに油を熱し、ひき肉を炒め➀を投入。水分が飛ぶまで炒める。
  3. ゴーヤを縦半分に切って、ワタをとりのぞいて洗う。1センチ弱の幅にカットして、電子レンジ500Wで1分ほど温め、しんなりさせる。 
  4. ゴーヤを写真のように、お皿に並べ、③の肉みそをのせる。
  5. 仕上げに白ごまを載せて完成!

~みちこさんからのアドバイス~

ゴーヤは温め過ぎない方が、歯ざわりが残って美味しくなります。
肉みそに、お好みで赤唐辛子やラー油を入れてもOKです。

沖縄レシピ 2020年6月
みちこ流 そうめんチャンプルー

こんにちは。 沖縄は梅雨明け、本格的な夏の到来です。
街を歩くと、サルスベリやホウオウボクの花が心を癒してくれます。

今回は暑さで体力が落ちるこの季節、簡単に作れる「そうめんチャンプルー」を紹介します。そうめんと家にあるお野菜で作ることができるので、ぜひチャレンジしてみてください。

子どもの頃、農作業のお手伝いをしていました。 農繁期に毎日食べていた「そうめんチャンプルー」。
懐かしの“3時のおやつ”です。

【材料】

  • 人参 適宜
  • 卵1個
  • ネギ少々
  • 昆布だし少々
  • 塩少々
  • サラダ油少々

【作り方】

  1. そうめんを少し固めに茹で、流水で洗う。
  2. 水気をきったそうめんに、五本の指先にちょんと塩をつけて、麺にからませて、オリーブオイルも少しかけておく。
  3. フライパンに油を熱し、人参・もやしを炒める。
  4. 炒めた野菜にそうめんを入れて、粉末の昆布茶・万能ねぎを投入。
  5. フライパンを振るように全体を軽く混ぜ合わせ完成!
~みちこさんからのアドバイス~

そうめんを野菜を混ぜ合わせる時に、混ぜるのを最小限にすること。混ぜ過ぎるとそうめんに粘りが出て、だんごになってしまいます。 お野菜は家にあるもので作ってみてください。バラ肉、ポーク缶、ツナ缶を入れても美味しいですよ。

沖縄レシピ 2020年4月
ニンジンしりしり

【材料】

  • 人参 適宜
  • 卵1個
  • ネギ少々
  • 昆布だし少々
  • 塩少々
  • サラダ油少々

【作り方】

  1. 人参をすりおろし器でおろし、軽く塩もみをする。
  2. フライパンを熱し、油を少々入れ、1を投入。
  3. あまり火を入れずに、塩とみりんを回し入れ、溶き卵を
  4. 全体に回し入れる。
  5. 最後にネギをかけて完成!

沖縄では冬になると、細長くて黄色い島ニンジンが市場に並びます。沖縄の言葉で“チデークニ”といいます。“チ”は黄色、“デークニ”は大根という意味ですが、黄色くてやさしい甘みのあるニンジンです。ニンジンを油で炒めるとカロテンの吸収率がよくなるそうです。

~みちこさんからのお便り~

当時、学校の給食はコッペパンひとつとアルミのコップ一杯の脱脂粉乳ミルクでした。コッペパンにはさみたくて、ニンジンしりしりを作って、学校に持って行きました。子どもの頃から、もっとも慣れ親しんでいる一品です。